前回の続きです。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のことわざも通りに謙虚な稲穂の育つ田んぼに、まったく謙虚じゃない侵入者が!!!。
そう、イノシシ🐗です。
去年までは田んぼの周りをウロウロしているだけでしたが、今年は大胆にも田んぼの中で暴れまわり、稲を踏み倒し、下手くそなミステリーサークルを3つばかし作ってるじゃないですか。
まったく!

風で倒れた稲は同じ方向になびくので、手で立ち上げることも出来ますが、イノシシ🐗が暴れた後は倒れる方向はバラバラ、稲穂はイノシシ🐗の足で泥の中に踏みつけられて泥だらけで立ち上げるのは至難の技です。
これ以上やられたら大変なのでネットを張って防護することにしました。
ホームセンターで50メートルのネットを2つ、4000円の出費です。
まったく!


これは全国的に問題になっている事ですが、イノシシ🐗や鹿などのいわゆる有害鳥獣と言われる田畑を荒らす動物の被害が年々増えているそうです。
うちの近所でも以前は鹿は見たことありませんでしたが、最近は民家のすぐ裏とかでも頻繁に見るようになりました。
鹿やイノシシにも事情はあるんでしょうが、やられる度にこちらもネットを張ったり電柵を張り巡らせたりと対策を取らなければなりません。もちろんそれなりの出費もかかります。
私たちの地域のような、山手の条件の悪い小さな田んぼほど収量は少ないのに経費だけは上がっていく、と言う悪循環になってしまっています。
これではますます後継者は減るばかりです。
里山の自然、なんだか心地良い言葉ですが、里山の自然は自然じゃありません。
地域の人たちが田畑を作り、畦の草刈りをし、水路の掃除をし、山の間伐をし、・・・
こういう多くの手間と時間をかけて守られているのです。
最近では「中山間地域等直接支払制度」など、これらの作業に少しばかりの補助が出るようになっては来ましたが、作業をやる若者がいないことが心配です。
まだまだ問題は山積みです。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のことわざも通りに謙虚な稲穂の育つ田んぼに、まったく謙虚じゃない侵入者が!!!。
そう、イノシシ🐗です。
去年までは田んぼの周りをウロウロしているだけでしたが、今年は大胆にも田んぼの中で暴れまわり、稲を踏み倒し、下手くそなミステリーサークルを3つばかし作ってるじゃないですか。
まったく!

風で倒れた稲は同じ方向になびくので、手で立ち上げることも出来ますが、イノシシ🐗が暴れた後は倒れる方向はバラバラ、稲穂はイノシシ🐗の足で泥の中に踏みつけられて泥だらけで立ち上げるのは至難の技です。
これ以上やられたら大変なのでネットを張って防護することにしました。
ホームセンターで50メートルのネットを2つ、4000円の出費です。
まったく!


これは全国的に問題になっている事ですが、イノシシ🐗や鹿などのいわゆる有害鳥獣と言われる田畑を荒らす動物の被害が年々増えているそうです。
うちの近所でも以前は鹿は見たことありませんでしたが、最近は民家のすぐ裏とかでも頻繁に見るようになりました。
鹿やイノシシにも事情はあるんでしょうが、やられる度にこちらもネットを張ったり電柵を張り巡らせたりと対策を取らなければなりません。もちろんそれなりの出費もかかります。
私たちの地域のような、山手の条件の悪い小さな田んぼほど収量は少ないのに経費だけは上がっていく、と言う悪循環になってしまっています。
これではますます後継者は減るばかりです。
里山の自然、なんだか心地良い言葉ですが、里山の自然は自然じゃありません。
地域の人たちが田畑を作り、畦の草刈りをし、水路の掃除をし、山の間伐をし、・・・
こういう多くの手間と時間をかけて守られているのです。
最近では「中山間地域等直接支払制度」など、これらの作業に少しばかりの補助が出るようになっては来ましたが、作業をやる若者がいないことが心配です。
まだまだ問題は山積みです。
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2017.09.13 カテゴリ: 未分類
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

稲穂が立派なお米に成長していくにつれ、少しづつ頭を下げていく姿を見て、人間も立派な出来た人ほど謙虚になっていくもんだ。と言うことを言ってるんでしょうね。
でも、自然栽培の稲はここに至るまで様々な試練を乗り越えてきてるんですね。
種籾の状態から芽をだししっかりと太陽の光を受け、根をだし肥料を全く入れていない田んぼの土から栄養分を吸収し、出来るだけたくさんの穂をつけるためぶんけつを繰り返し、隣の稲に負けないようたくさんの太陽を浴びれるように上へ上へと葉を伸ばし、光合成を繰り返して病気や害虫に負けない強いからだを作っていきます。
そこには太陽や水、小さな虫や微生物、そして人間のわずかばかりの支えがあって成長できてきた、その明かしとして頭を垂れるほどの稔りがあるのだと思います。
そして、これを人間に例えるならば、若い頃には上へ上へと向上心を持ち、いろんな失敗や試練を経験してきたからこそ全てのことに感謝の気持ちがめばえ、自然と謙虚になっていくのではないでしょうか。
このことわざも「謙虚にしよう」と意識するのではなく、「自然と謙虚になっていく」と言うことを言ってるんでしょうね。
謙虚に生きよう。何て意識しているうちはまだまだだってことですよね。
まだまだだな俺も。
しかーし、この謙虚な稲に謙虚でない出来事が・・・・!!!
つづく。

稲穂が立派なお米に成長していくにつれ、少しづつ頭を下げていく姿を見て、人間も立派な出来た人ほど謙虚になっていくもんだ。と言うことを言ってるんでしょうね。
でも、自然栽培の稲はここに至るまで様々な試練を乗り越えてきてるんですね。
種籾の状態から芽をだししっかりと太陽の光を受け、根をだし肥料を全く入れていない田んぼの土から栄養分を吸収し、出来るだけたくさんの穂をつけるためぶんけつを繰り返し、隣の稲に負けないようたくさんの太陽を浴びれるように上へ上へと葉を伸ばし、光合成を繰り返して病気や害虫に負けない強いからだを作っていきます。
そこには太陽や水、小さな虫や微生物、そして人間のわずかばかりの支えがあって成長できてきた、その明かしとして頭を垂れるほどの稔りがあるのだと思います。
そして、これを人間に例えるならば、若い頃には上へ上へと向上心を持ち、いろんな失敗や試練を経験してきたからこそ全てのことに感謝の気持ちがめばえ、自然と謙虚になっていくのではないでしょうか。
このことわざも「謙虚にしよう」と意識するのではなく、「自然と謙虚になっていく」と言うことを言ってるんでしょうね。
謙虚に生きよう。何て意識しているうちはまだまだだってことですよね。
まだまだだな俺も。
しかーし、この謙虚な稲に謙虚でない出来事が・・・・!!!
つづく。
24日、種もみ消毒をしました。
消毒と言っても薬品を使う訳では無く、温湯消毒と言って60度のお湯に5分間浸けるというシンプルで安全な方法です。
去年、一昨年は酵母消毒と言って、パンの天然酵母に一晩浸けておく、という方法でやってみましたが、バカ苗病が多く発生してしまい、この方法では処理しきれないようなので、今年は以前からやっていた「温湯消毒」に戻すことにしました。
ただ、温湯消毒も「現代農業」によると最近はバカ苗病が増えているそうです。
これは、消毒するときの温度や時間をしっかり守らないのが原因のようです。
60度のお湯に5分間、これが基本です。
時間は5分間きっちり計れば良いんですが、温度のキープが難しい。
60度ちょうどのお湯に種籾を入れるとすぐに温度は3~4度下がってしまいます。
そこで、出来るだけたっぷりのお湯につけること、そして常に温度を計りながらお湯を少しづつ足していくのがコツです。
我が家では、我が家にあるもっとも大きな桶、そう、風呂桶(バスタブ)を利用しました。
これで上手くいったはず、なんですが。
まぁ、芽が出てみないとわかりません。

まずは塩水選と言って桶に塩を入れ比重1.15で比重の軽い種籾を取り除きます。
半分以上は浮いてきます。

入浴中の種籾たち。

この後井戸水の池に1週間浸けおき、鳩胸状態になったら蒔き時です。

種蒔きは5月1、2日を予定しています。
消毒と言っても薬品を使う訳では無く、温湯消毒と言って60度のお湯に5分間浸けるというシンプルで安全な方法です。
去年、一昨年は酵母消毒と言って、パンの天然酵母に一晩浸けておく、という方法でやってみましたが、バカ苗病が多く発生してしまい、この方法では処理しきれないようなので、今年は以前からやっていた「温湯消毒」に戻すことにしました。
ただ、温湯消毒も「現代農業」によると最近はバカ苗病が増えているそうです。
これは、消毒するときの温度や時間をしっかり守らないのが原因のようです。
60度のお湯に5分間、これが基本です。
時間は5分間きっちり計れば良いんですが、温度のキープが難しい。
60度ちょうどのお湯に種籾を入れるとすぐに温度は3~4度下がってしまいます。
そこで、出来るだけたっぷりのお湯につけること、そして常に温度を計りながらお湯を少しづつ足していくのがコツです。
我が家では、我が家にあるもっとも大きな桶、そう、風呂桶(バスタブ)を利用しました。
これで上手くいったはず、なんですが。
まぁ、芽が出てみないとわかりません。

まずは塩水選と言って桶に塩を入れ比重1.15で比重の軽い種籾を取り除きます。
半分以上は浮いてきます。

入浴中の種籾たち。

この後井戸水の池に1週間浸けおき、鳩胸状態になったら蒔き時です。

種蒔きは5月1、2日を予定しています。
2016.04.19 カテゴリ: 未分類
むく工房大丈夫です。
久し振りの更新です。
熊本がちょっと大変なことになっています。
「平成28年熊本地震」なんて命名されるような、歴史に残るような一大事です。
幸い、むく工房のある芦北町は、熊本市や益城町からはちょっと離れた県南に位置してるため、
ちょっと揺れたかな~っていう程度で被害は全くありませんでした。
沢山の方から心配のメールや電話を頂きました。
この場を借りて「ありがとうございました」。
テレビを見てると、熊本市内でも水や食料が不足してるということで、
熊本市内に住む友人、数人に電話したところ、
食料がなかなか手に入らないと言うことで、米、野菜、お菓子類をもって行ってきました。
高速が通行止めで八代から宇土あたりまで大渋滞ののろのろ。
熊本市内に入ると思ったほどの渋滞はありませんでしたが、
国道3号線沿いや東バイパス沿いのほぼすべての店が開いてない。
車の販売会社やパチンコや、大型電器店などの大きなガラスが軒並み割れていて、
結構揺れたんだな~と実感させられます。
途中寄ったコンビニは物がほとんどなく、正にすっからかん、て感じで、
ホームセンターも店内は商品が散乱していて、入ることができず、
外で必要最小限のものだけを販売してるって感じでした。
復興、なんて言葉を使うにはまだ早すぎる位に被害は現在進行形です。
先程も大きな揺れがありました。
微力ながら自分にできることをやっていきます。
熊本がちょっと大変なことになっています。
「平成28年熊本地震」なんて命名されるような、歴史に残るような一大事です。
幸い、むく工房のある芦北町は、熊本市や益城町からはちょっと離れた県南に位置してるため、
ちょっと揺れたかな~っていう程度で被害は全くありませんでした。
沢山の方から心配のメールや電話を頂きました。
この場を借りて「ありがとうございました」。
テレビを見てると、熊本市内でも水や食料が不足してるということで、
熊本市内に住む友人、数人に電話したところ、
食料がなかなか手に入らないと言うことで、米、野菜、お菓子類をもって行ってきました。
高速が通行止めで八代から宇土あたりまで大渋滞ののろのろ。
熊本市内に入ると思ったほどの渋滞はありませんでしたが、
国道3号線沿いや東バイパス沿いのほぼすべての店が開いてない。
車の販売会社やパチンコや、大型電器店などの大きなガラスが軒並み割れていて、
結構揺れたんだな~と実感させられます。
途中寄ったコンビニは物がほとんどなく、正にすっからかん、て感じで、
ホームセンターも店内は商品が散乱していて、入ることができず、
外で必要最小限のものだけを販売してるって感じでした。
復興、なんて言葉を使うにはまだ早すぎる位に被害は現在進行形です。
先程も大きな揺れがありました。
微力ながら自分にできることをやっていきます。