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2010.09.21    カテゴリ:  読書日記 

   『チッソは私であった』

以前、町の図書館の話のとき紹介した『チッソは私であった』を紹介します。

minamata.jpg



いつか書こう、書こうと思いながらズルズルと遅くなって・・・

私がこの本と出会ったのは5~6年前だったと思うが、

まず、このタイトルに惹きつけられた。


『チッソは私であった』  


なに?このタイトル。どういう意味?

人間は地球の、いや、宇宙のすべてのものとつながっている。ってこと?

だから私とチッソもつながっているんだ、そんな事なのかなーと思っていた。

なんとなく概念的にはわかるけど。

しかし、著者の緒方さんはそんなことを頭で考えるんじゃなく、

水俣病患者の運動の中で、まさに、もがき、苦しみ、狂い、体で受け止め、

まるで悟りを開くように、「チッソも自分も一体である」という境地に達していくのです。

やがて狂いから回復した緒方さんは被害補償闘争をやめ、自分自身の認定申請も取り下げ、

必要なのは「魂のよみがえり」なのだと、水俣湾埋立地に石仏を彫り、

一人ひとりの「個の魂」を救う活動をされています。

本の中の緒方さんの言葉のいくつかを紹介します。

「私たちは豊かさや便利さを求め、正にチッソ的な社会の中にいる。時代の中ではすでに私たちももう一人のチッソなのです」

「水俣病事件が私に問いかけていることは、決して制度化されない魂の行方、そこにどう自分が歩み行くか、ということだと思います」

「チッソ擁護の人も含めて、ともに救われたい」

「チッソの人たちをいとおしくさえ思う。罪とか責任というものをともに負いたい。あんた達ばかり責めんばい。私も背負うという気持ちになったっです。゛焼酎どん飲もい"ということなんです」



是非、一読をおすすめします。







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