5月6日の種まきに向けての準備です。
まずは種籾にひげのようについてるノゲ取りです。
餅つき機のみそべらでぐるぐると5分。
完璧とはいきませんが、まぁまぁ合格。

つづいて塩水選です。
水を張った桶に塩をいれ、比重を1・15に調整。
そのなかに種籾を入れ、軽くかき混ぜると4割くらいが浮いてきます。
沈んだ種籾だけを使用します。

そして次が「パン屋だからね~」の消毒です。
消毒つっても薬品なんか使いませんよ。
(そういえば、消毒の薬品には魚毒性が強いので川に流さないように、とかいてあるそうです。それ人間が食べる米にも使っちゃダメでしょ。)
去年までは温湯消毒といって、60度のお湯で10分浸ける、
という方法でやっていましたが、
今年はパン屋らしい?方法でやってみました。
それは、「酵母菌消毒」といって、
パン酵母を2~3%入れた水に12~24時間浸けておくことで、
種籾についてる病原菌の体を作ってるタンパク質を酵母菌で分解してしまおうというものです。
しかもこの方法が優れているのは、種蒔き後の生育を強く健全にする効果があるのです。
種籾の根の伸びをよくしたり、水揚げをよくし、
成長して葉を伸ばすようになると気孔の開閉をスムーズにするなど
稲の成長に様々な効果をもたらしてくれるのです。
う~ん、なんか期待できそう☀
そして、使う酵母はもちろんむく工房の自家製酵母です。


こんなところでパン屋と農業がリンクするなんて・・・
ちょっとうれしい😃🎶
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初めて聞きました、そんな消毒、、、!!
いやいや、楽しみですね^ ^
どんどん進化してるよ~。
あと30回米作りしたら完璧になるかもね。
80才まで頑張ります❗
面白いことしてますね~~~
自然の力を借りて効果を出せたら最高!!
素晴らしい~~
偶然、俺も同じような事をしましたよ(笑)
ブログみたけど色々研究してるね~。
酵母菌消毒については初めてだし、やったことあるって言う人も聞いたことないので、チョッと心配やけど、うまくいくならパン屋にとっては一番ふさわしいやり方なんやけどね。
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