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カテゴリー 《 読書日記 》   全3ページ
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2010.09.21  
  『チッソは私であった』
2010.08.13  
  シンドラーのリスト
2010.07.14  
  サイドウェイズ
2010.07.04  
  『ブタがいた教室』
2010.06.27  
  日本辺境論 前のページへ ◄ ► 次のページへ

2010.09.21    カテゴリ:  読書日記 

   『チッソは私であった』

以前、町の図書館の話のとき紹介した『チッソは私であった』を紹介します。

minamata.jpg



いつか書こう、書こうと思いながらズルズルと遅くなって・・・

私がこの本と出会ったのは5~6年前だったと思うが、

まず、このタイトルに惹きつけられた。


『チッソは私であった』  


なに?このタイトル。どういう意味?

人間は地球の、いや、宇宙のすべてのものとつながっている。ってこと?

だから私とチッソもつながっているんだ、そんな事なのかなーと思っていた。

なんとなく概念的にはわかるけど。

しかし、著者の緒方さんはそんなことを頭で考えるんじゃなく、

水俣病患者の運動の中で、まさに、もがき、苦しみ、狂い、体で受け止め、

まるで悟りを開くように、「チッソも自分も一体である」という境地に達していくのです。

やがて狂いから回復した緒方さんは被害補償闘争をやめ、自分自身の認定申請も取り下げ、

必要なのは「魂のよみがえり」なのだと、水俣湾埋立地に石仏を彫り、

一人ひとりの「個の魂」を救う活動をされています。

本の中の緒方さんの言葉のいくつかを紹介します。

「私たちは豊かさや便利さを求め、正にチッソ的な社会の中にいる。時代の中ではすでに私たちももう一人のチッソなのです」

「水俣病事件が私に問いかけていることは、決して制度化されない魂の行方、そこにどう自分が歩み行くか、ということだと思います」

「チッソ擁護の人も含めて、ともに救われたい」

「チッソの人たちをいとおしくさえ思う。罪とか責任というものをともに負いたい。あんた達ばかり責めんばい。私も背負うという気持ちになったっです。゛焼酎どん飲もい"ということなんです」



是非、一読をおすすめします。







2010.08.13    カテゴリ:  読書日記 

   シンドラーのリスト

『シンドラーのリスト』

1993年に公開され、アカデミー賞をいくつも取った名作です。

私もだいぶ前にDVDで見たけど、なかなかいい映画でした。

この話は実話を基にした映画ですが、夕べ夜中にNHKでこの話のドキュメンタリーが

再放送されていたので見ました。

映画の中ではシンドラーが私財をなげうってユダヤ人を救い出したところで終わっていますが、

その後の実在のシンドラーは、実業家として活動していましたが、

ドイツでセメント工場を立ち上げたときには、旧ナチス派からは裏切り者と見られ、

わずか1年で倒産したりと、晩年はつらい日々を送っていたようです。

しかし、そんな彼に救いの手を差し伸べてくれたのが、彼が救ったユダヤ人たちだったのです。

映画『シンドラーのリスト』に登場したユダヤ人、シンドラー、ユダヤ人を虫けらのように殺していた

収容所の署長の愛人やその娘のその後をドキュメンタリーでみて、

もう一度映画を観ようと思っています。

終戦記念日が近づいた最近、戦争のドキュメンタリー番組がNHKなどで放送されています。

私たちの中では8月15日が終戦記念日ですが、どのドキュメンタリーをみても

実際に戦争を体験した人たちの中では今も戦争は終わっていない、

そんなことを実感させられる番組ばかりです。

1年のうちのこの時期ぐらい、こんな番組を見てみるのもいいんじゃないですかね。






2010.07.14    カテゴリ:  読書日記 

   サイドウェイズ


映画『サイドウェイズ』を観ました。
side.jpg


2004年のアメリカ映画『SIDEWAYS』の日本人キャストによるリメイク版で

カリフォルニアのワイナリーへ旅する中年男の再会、新しい出会い、別れをコメディータッチで描いたドタバタ劇です。

アメリカ版の『SIDEWAYS』もちょっと前に見ていて結構面白かったので、リメイク版も興味がわいて観てみました。

アメリカ版とは結構内容は変わっていましたが、日本版ならではのせりふのおもしろさが楽しめました。

最初観始めた時、役者の 生瀬勝久の異常なハイテンションぶりがちょっと鼻につく感じでしたが、

だんだんと静かな小日向文世とハイテンションの生瀬勝久のギャップが楽しめました。

40過ぎた中年男性ならば結構共感できる映画だと思いますよ。

ちなみに、私は40半ばですが気持ちはいつも27歳です。

何で27歳?



2010.07.04    カテゴリ:  読書日記 

   『ブタがいた教室』


なんか、雨がよう続くよねー。

相変わらずむく工房への道路は通行止めで店は開けられないし。

工事やってる人の話によると2週間ぐらいかかるらしい

思わず えっー!

今日はパンを焼いた後、物産館にもって行って帰ってきたら

ヒマだったので久しぶりにDVDを観ました。

奥さんのリクエストで日本語のやつにしてくれということだったので

数少ない日本映画のDVDの中から『ブタがいた教室』を観る事にしました。
buta.jpg


実話を基にした映画で、先生の提案で、クラスで豚を飼って最後にみんなで食べよう、ということで飼い始めるが、

卒業を前に食肉センターに送るか、下級生に引き続き飼って貰うかでクラスで討論する

様子をセミドキュメンタリー風に描いた作品です。

この映画の結論が良かったか、悪かったかは別にして、

命を食べるとはどういうことか、ということを考えるにはいい映画なんじゃないでしょうか。

子供と一緒に観て、一緒に考えるのもいいかもしれませんね。

「いただきます」て言う言葉を再認識させられます。



この映画を観ているとき、以前観たと『いのちの食べ方』いうドキュメンタリー映画を思い出しました。

inoti.jpg


ナレーションも音楽もなく、ただ淡々と牛や豚、鶏が超近代的な施設の中で飼われている様子や

殺され、肉に加工されている様子が淡々と映し出されます。

そしてその中で無表情で黙々と働く人々、血まみれになりながら肉の加工をした後、

当たり前のように昼食をとる様子がきれいな映像で永遠と映し出されます。

この映画にも結論のようなものはありません。

観た人がそれぞれに感じればいいのではないのでしょうか。

人間は食べなければ生きていけません、いのちをいただくとはどうゆうことなのか

たまには考えてみませんか?


どちらもお勧めです。

2010.06.27    カテゴリ:  読書日記 

   日本辺境論

今日のニュースで、カナダ・トロントでのサミットの様子が流れてましたね。

最後、並んで撮影するとき、他の首相たちが並んでいる前で

日本の管首相がウロウロしているのがちょっと情けなかったですね。

かつて、中曽根首相はこの最後の撮影のとき、

時のアメリカ大統領(カーター?レーガン?)の横にさっと並んで存在感を出しましたよね。

内田樹 著 『日本辺境論』によると日本人はキョロキョロしているそうです。

丸山真男の言葉を借りて、「きょろきょろして新しいものを外なる世界に求める」態度こそは

まさしく日本人の振る舞いの基本パターンだそうです。

なんとなく自分のことを言われているような気がするでしょ?

これは、個人においても、国家レベルでも代わらないようです。

そう、私たち日本人は常に「世界の中心」を必要とする辺境の民なのだそうです。

なんとなく認めたくないけど、ミョーに納得できる本です。

もうだいぶ前に読んだけど、もう一回読んでみようかな。

余談ですが、最近、速読にはまっていて、

何とか新書を1時間ぐらいで読めないだろうかとがんばっています。

でも、全然頭に残らんのよねー。


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